日本でNo.1の地位を固めるGoogle、今後の成長期待が集まるAmazon
デジタルインファクトは、大手広告プラットフォームのAmazon、Facebook、Google、LINE、Twitter、Yahoo!JAPAN、楽天に関するアンケート調査の結果を公表した。
アンケート調査は国内デジタル広告業界関係者(広告主、広告会社、アドテクベンダー、媒体社)に所属する101名を対象に実施。各プラットフォームが提供する広告サービスについて、全14項目について聞いた。
デジタル広告市場をリードしているのはGoogle
現在デジタル広告市場をリードしている広告プラットフォームについて聞いたところ、Googleと回答した割合が最も大きく、これにFacebook、Amazonが続いた。
【デジタル広告市場をリードしている】(n=101、MA)
出典:同社プレスリリース
独自性のある広告サービスはAmazon
広告サービスにおいて独自性がある広告プラットフォームについて聞いたところ、Amazonと回答した割合が最も大きく、これに僅かな差でGoogleとFacebookが続いた。
【広告サービスにおいて独自性がある】(n=101、MA)
出典:同社プレスリリース
優れた広告テクノロジーはGoogle
広告テクノロジーが優れている広告プラットフォームについて聞いたところ、Googleと回答した割合が最も大きく、これにFacebook、Amazonが続いた。
【広告テクノロジーが優れている】(n=101、MA)
出典:同社プレスリリース
今後の成長性はAmazon
今後の成長性がある広告プラットフォームについて聞いたところ、Amazonと回答した割合が最も大きく、これにGoogle、LINEが続いた。
【今後の成長性がある】(n=101、MA)
出典:同社プレスリリース
総合上位はGoogle、Facebook、Yahoo!JAPAN
全14項目の順位をスコア化し集計した結果、総合順位上位は1位Google(96ポイント)、2位Facebook(72ポイント)、3位Yahoo! JAPAN(59ポイント)となった。
またGoogleは、全14項目のうち12項目で1位であった。残り2項目ではAmazonが1位となった。
デジタルインファクトでは、四半期ごとにインターネット広告市場に関する見通し調査を実施しており、本調査は同調査の一環として実施。アンケートにご協力いただいた方には、全調査結果を報告している。次回の調査は、2019年1月10日(木)開始の予定。アンケート回答の募集告知は、デジタルインファクトHP上で行う。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。