先週のアドテクシーン:Appier、AIによりオーディエンス分析・予測を可能にするデータインテリジェンスプラットフォーム「アイソン」を日本で提供開始
広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。
【新会社・新組織】
Kaizen Platform、国内法人として組織再編し国内事業を強化
Kaizen Platformは、これまで本社機能はカリフォリニアに置いた状態で国内展開をしていが、本社機能を日本に移し国内法人として組織再編し、国内事業を強化することを発表した。
【サービス連携・業務提携】
DACのDMP「AudienceOne®」、ランドスケイプ社の企業データベースと連携
DACのDMP「AudienceOne®」は、ランドスケイプ社の企業データベースと連携し、インターネットユーザーの所属企業や規模などを照合させB2Bマーケティング支援を強化する。
D2C Rの「ART DMP」、ファンコミュニケーションズ「nend」と フリークアウト「Red」と連携
D2C Rの広告効果測定データ基盤「ART DMP」は、ファンコミュニケーションズ「nend」と フリークアウト「Red」と連携し、同DMPのセグメントを利用した配信が可能となった。
ジーニーのMAツールMAJIN、フィードフォースのソーシャルPLUSと提携
「ソーシャルPLUS」と「MAJIN」を組み合わせて活用することにより、既存顧客とLINEユーザーの自然な紐づけが可能になり、属性や行動に応じたコミュニケーションをLINEで取れることが可能となった。
【新サービス・新機能】
ハフポスト日本版、ジャーナリストの目線で作るネイティブ広告提供開始
ハフポスト日本版は、ジャーナリストの目線で作る記事型のネイティブ広告の提供を開始する。それに伴い元朝日新聞記者の林氏を採用しチーフ・クリエイティブ・エディターに就任させた。
リボルバー、パブリッシャートレーディングデスク「dPTD」の提供開始
メディア開設・運営できるメディアクラウドサービス「dino」を提供しているリボルバーは、dinoを利用しているメディアを繋いだパブリッシャートレーディングデスク「dPTD」の提供を開始した。
DACの「FlexOne® HARRIER」、ヘッダー・ビディングにおけるWrapperソリューションおよびServer to Server連携機能の提供開始
DACの「FlexOne® HARRIER」は、ヘッダー・ビディングにおける一括管理機能であるWrapperソリューションと、ささらに発展系でありレイテンシーの課題も解決をするServer to Server連携機能の提供を開始した。
サイバーエージェントの「AI Messenger」、LINE カスタマーコネクトのAuto Reply・Manual Replyの両機能の正式提供を開始
サイバーエージェントの「AI Messenger」は、LINE カスタマーコネクトのチャットボットの自動返信であるAuto Replyと人間による手動返信のManual Replyの両機能に対応し正式提供を開始した。
マーベリック、DSP「Sphere」にインフィード広告枠配信の導入
マーベリックは、DSP「Sphere」にインフィード広告枠配信を導入した。
昨年からDSP以外の手法でのインフィード広告は対応していたが、今回DSPでも対応をした。
Appier、AIによりオーディエンス分析・予測を可能にするデータインテリジェンスプラットフォーム「アイソン」を日本で提供開始
アイソンは、AIを活用することで幅広い業種のマーケターに対し、新規顧客の開拓や顧客リーチの拡大、顧客の行動に関する深い理解に関して支援するサービスとなる。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。