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先週のグローバルアドテクシーン:サイバーエージェント、アドテクノロジー事業の開発拠点をシンガポールに設立

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

アドアジアホールディングス、台湾支社のVice PresidentにVivian Yen氏が就任

アドアジアホールディングスは、台湾支社のVice PresidentにVivian Yen氏が就任したことを発表した。
同氏は、数々の大手メディアエージェンシーやデジタルマーケティング企業などでの経験を持つ。

Amazon、広告配信でのオーディエンスマッチサービス「Advertiser Audiences」をリリース

Amazonは、広告配信でのオーディエンスマッチサービス「Advertiser Audiences」をリリースした。
Amazonの持つ匿名のオーディエンスリストと広告主のオーディエンスリストを掛け合わせて広告配信を行うセルフサーブサービスである。

Factual、Snap incと位置情報サービスで連携

今回の提携によりSnapは、FactualのGlobal Placesを活用して、Snapchatモバイルアプリ内での経験を強化するために位置情報へのアクセスを可能にした。

グローバルでのプログラマティック広告市場は2025年に300億ドルへ -Persistence Market Research調べ-

Persistence Market Researchは、グローバルでのプログラマティック広告市場は2025年に300億ドルへ達するという予測レポートを発表した。
大手プラットフォーマーなどを対象に調査をし、モバイルや動画などを成長要因として予測をしている。

サイバーエージェント、アドテクノロジー事業の開発拠点をシンガポールに設立

サイバーエージェントは、アドテクノロジー事業の拡大とグローバルブランドのブランドマーケティングをサポートする目的でシンガポールにも新たな開発拠点を設置した。

IAB Tech Lab、Header Bidding (ヘッダー入札) の業界標準策定へ

業界団体であるIABは、Header Bidding (ヘッダー入札) の業界標準策定へパブリックコメントの募集を開始した。
7/28まで募集をしている。IAB Tech Labには日本ではYahoo! JAPANやcci、DACなどが加盟している。

Fiksu DSP、同社DSPにセルフサーブ機能を追加

モバイル特化のFiksu DSPは、同社DSPにセルフサーブ機能を追加した。
これはアドフラウド問題などからマーケターが自らこんとコントロールしたいという需要が高まっている背景があり、ホワイト/ブラックリストなど細かい運用が自らで可能となっている機能となる。

IABとPwC、2017Q1の米国のインターネット広告市場レポートを公開

IABとPwC USは、2017Q1の米国のインターネット広告市場レポートを公開した。
今期は196億ドルに到達し、前年同期比で37億ドル増で23%の成長となった。

Smaato、GoogleのDoubleclick Exchange Bidding Programと連携

Smaatoは、GoogleがDFPの新機能としてベータ版を公開しているDoubleclick Exchange Programへの参加・接続することを発表した。( PDFアイコンPDF )

Tapad、旅行特化の広告エンジンであるSojernと提携

Tapadは、旅行予約者の購入プロセスの分析とさらなる最適化を目指す旅行特化の広告エンジンであるSojernと提携した。
クロスデバイスでの分析を強化する。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。