先週のグローバルアドテクシーン: Google DoubleClick Bid Manager、本格的にネイティブ広告の取扱いを開始
広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする
Adslot、「Guaranteed Audience」をリリース
オーディエンスターゲティングのAdslotは、サーバーサイド技術を利用して対象オーディエンスを保証するサービス「Guaranteed Audience」をリリースした。
Acxiom、Sharethisと提携
Acxiomは、リアルタイムソーシャル分析のSharethisと提携し、人ベースマーケティングの際のソーシャルデータの拡充を発表した。
Rubicon Project、British Telecommunicationsに利用プラットフォームとして選ばれる
Rubicon Projectは、英国のメディア運営などを行うBritish Telecommunicationsのデジタル広告プラットフォームとして選ばれたことを発表した。
BT.comをはじめ各種サービスで同プラットフォームが活用される。
Sharethrough、YahooのBrightRoll DSP と接続開始
ネイティブ広告プラットフォームのSharethroughは、米Yahooが提供するBrightRoll DSP と接続を開始しデマンドを拡大させた。
GoogleのDoubleClick Bid Manager、本格的にネイティブ広告の取扱いを開始
GoogleのDSPであるDoubleClick Bid Managerは、本格的にネイティブ広告の取扱いを開始した。
モバイルへの配信を中心に設計されておりすべてのユーザーが利用可能である。
DataXu、カスタムオーディエンスを利用したOTT TVの買付けに対応開始
DataXuは、Oracle Data Cloudなどのデータパートナーと連携してカスタムオーディエンスを利用したOTT TVの買付けに対応を開始した。
DoubleVerify、Drawbridgeと提携を開始
DoubleVerifyは、同社のpre-bidサービスにクロスデバイス情報を付与し精度を高めることを目的にDrawbridgeのと提携を開始した。
ReachLocal、 Facebook Marketing Partnersに参加
ローカルビジネス向けのオンラインマーケティング支援を行うReachLocalは、 Facebook Marketing Partnersに参加しfacebookを利用したビジネス支援を強化する。
電通、オーストリアの独立系メディアエージェンシー「メディア・アット社」」を買収
電通は、オーストリアの独立系では最大のメディアエージェンシー「メディア・アット社」」を買収し海外本社の子会社化を発表した。
社員数は約70名。
OpenX、プログラマティックダイレクト取引量が5倍に成長
OpenXは、同社プラットフォームでのプログラマティックダイレクト取引量が昨対比で5倍に成長していることを発表した。
また導入媒体社は200以上増加した。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。