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先週のグローバルアドテクシーン:Nativo、過去3年間のネイティブ広告市場レポートを公開

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、主に先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

電通、スペインのデータ分析コンサルティング会社「ディビサデロ」を買収

電通は、スペインで最大級のデータ分析コンサルティング会社「ディビサデロ」を買収し、電通イージスネットワークの子会社とすることを発表した。

SpotX、360°VR広告のOmniVirtと提携

動画広告プラットフォームのSpotXは、ブランド広告主のリッチな表現を実現するべく360°VR広告のOmniVirtと提携した。

Nativo、過去3年間のネイティブ広告市場レポートを公開

Nativoは、Q1 2014からQ4 2016の過去3年間に渡るネイティブ広告市場レポートを公開した。
動画も含めたネイティブ広告の広告費は600%増加している。

Sharethis、FacebookでのABテストツール「Social A/B testing」をリリース

Sharethisは、媒体社向けに無料でFacebook上でのコンテンツのABテストを行えるツール「Social A/B testing」をリリースした。

Taykey、プログラマティック取引におけるリアルタイムでのブランドセーフティソリューションを提供開始

リアルタイムでのオーディエンスデータの分析などを行うTaykeyは、フェイクニュースなどへの広告掲載によるブランド毀損を防止するためプログラマティック取引におけるリアルタイムでのブランドセーフティソリューションを提供開始し、AppNexusとTradeDeskと提携した。

Tapad、動画広告プラットフォームのInnovidと提携

Tapadは、動画広告プラットフォームのInnovidと提携した。
クロスデバイスでの動画キャンペーンを実現するためであり、マイクロソフトやロレアルなどの広告主で利用する。

Lucid、6,000万ドルを調達

世界最大規模のオーディエンスプラットフォームを提供するLucidは、投資企業のリードで6,000万ドルを新たに調達した。
2015年から収益が3倍の規模に成長している企業である。

Bidalgo、アプリマーケティングプラットフォーム「Bidalgo AI」をリリース

Bidalgoは、モバイルとして初めてエンドツーエンドのアプリマーケティングプラットフォーム「Bidalgo AI」をリリースした。
各種SNSへのアプリインストール広告を自動配信できる。

MediaMath、オーディエンスリーチとブランドセーフティを担保する「Curated Market」を提供開始

MediaMathは、新たにクロスデバイスでの確実なオーディエンスリーチと品質の高い広告枠にのみ配信することでブランドセーフティを担保する量と品質を担保する「Curated Market」を提供開始した。

SpotX、サーバー間通信のヘッダー入札ソリューションを提供開始

SpotXは、サーバー間通信のヘッダー入札ソリューションを提供開始した。
DFPとも連携しており媒体社の動画広告での収益機会をさらに効率化させることが狙いである。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。