サイバーエージェント、ブランド広告主向け独自DSPを開発
サイバーエージェントは、新たにブランド広告主向けDSPを開発し提供を開始する。サービス名は、「CA本部DSP」。同社次世代ブランド戦略室が開発を担当。ブランドリフトやリアル店舗への来店率を最大化することに特化した広告配信プラットフォームとして提供される。
同社はこのDSPをダイレクトレスポンス用途ではなく、ブランドマーケティング用途であることを訴求。その効果指標とされるターゲットリーチやビューアビリティ(視認性)、ブランドリフト(態度変容)などを向上するためのアルゴリズムを採用。また、同社アドテクスタジオの人工機能研究機関「AI Lab (エーアイラボ)」が開発した自動学習エンジンも搭載されている。
次世代ブランド戦略室は、同社が今年5月に新設した組織で、ブランド広告企業のインターネットマーケティングの支援を行っている。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。