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注目の企業データ:DAC、2015年度動画広告売上100億目前、前年度の2.3倍に成長

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ExchangeWire.jp編集部が、企業が公表する各種データの中から、注目すべきものをピックアップしてお届けする。

今回は、先日アイレップとの経営統合を発表した、DACの動画広告売上について。

 

 

 

同社が5月12日に公表したIR資料には、動画広告の売上が公表されている。

これによると、DACの2016年3月期(2015年度)年間の動画広告売上は99億円と、前年度に比べ2.3倍に成長した。

そして四半期別では、丸2年(2014年4-6月期から)右肩上がりを続けている。

 

同社は動画広告のカテゴリ別売上も公表しており、これを見ると全体的にインストリーム以外のカテゴリが伸びていることが分かる。特に、直近4Q(2016年1-3月期)は、インバナーの売上が急増しており、最大カテゴリのインストリームにも迫る勢いである。

 

動画広告市場の今の勢いとその要因を把握できる、貴重なデータである。

 

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                                                            参照:DAC 2016年3月期 決算説明会資料

 

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。