アイレップ、タイSanookと業務提携を開始
先週のDACに続き、アイレップもタイに進出する。同社は、タイSanook Online Limitedと、デジタルマーケティング領域における業務提携をすることを公表した。(PDF)
Sanookは1998年に設立、タイ最大手のポータルサイトを運営している一方で、ゲーム、コマース事業も手掛ける総合ITであり、デジタルエージェンシー機能も持っている。
アイレップの海外拠点は、2013年5月にインドネシアに初拠点を開設以降、中国、ベトナム、フィリピンに続く5カ国目。ここ2年半ほどで海外展開を進めてきた。
同社は今回の展開に当たり、人材をSanookに派遣、同社の運用型広告のリソース・ノウハウ・テクノロジーを提供し、Sanookの広告運用の高度化・効率化を支援する。
また、Sanookが持つサイト制作などのクリエイティブ領域におけるプロダクション事業との連携により、現地で広告主向けの支援体制を強化する。
【アイレップとSanookのタイにおけるビジネス構造図】
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。