サイバーエージェント、台湾でのネット広告運用サービスを開始
サイバーエージェントは、台湾に進出する国内通信販売会社向けに、台湾におけるインターネット広告運用サービスの提供を開始した。
同社によると、台湾EC市場は2014年で8,000億台湾元(約3兆円)を突破、2015年は1兆台湾元を超える規模に達する(※)見込みであり、また高いスマートフォン普及率を背景に、モバイルEC市場も急速に拡大しているとのこと。
※出典元:台湾投資通信(台湾電子商務(EC)市場規模の推移)
このような台湾EC市場の成長を背景に、国内通販企業の台湾進出のニーズが急速に拡大していることを背景に、台湾進出支援サービスを開始した。
サービスは、台湾現地の販売代行会社との協業によるECサイト運営、Facebook、Googleなどの運用型広告を中心とした現地向けの広告配信となる。
サイバーエージェントグループ会社のCyberZも既に台湾への進出をしており、グループ全体での台湾での広告事業展開が進んでいる。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。