韓国モバイル広告市場が2015年に1兆ウォンを突破
2015年の韓国モバイル広告市場は、1兆ウォン(約1,090億円)を突破し、オンライン広告市場全体の33%に達するという見通しであることを18日、韓国の複数メディアが報じた。公表元は、韓国DMC Mediaだ。
“The Korea Economic Daily”の報道によると、韓国のモバイル広告市場は2014年、対前年比74.1%増と高成長を遂げて8,329億ウォン(約910億円)、2015年は対前年比27%増と成長率は緩やかになりつつも、1兆606億ウォン(約1,150億円)の大台に達すると予測している。
一方、2015年のオンライン広告市場は対前年比9%増、3兆1900億ウォン(約3,470億円)になる見込み。
ちなみに、2014年時点のオンライン広告市場規模2兆9200億円(約3,180億円)は、韓国広告市場全体の29.1%を占める割合とのことだ。
(編集:三橋 ゆか里)
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。