NEWS: GMO NIKKO、オンライン広告経由の「電話コールコンバージョントラッキング機能」のサービス提供を開始
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on 2013年3月22日 inGMOインターネットグループでインターネット広告代理事業を展開するGMO NIKKO株式会社は、『広告貢献度可視化』のコンサルティング領域をオフラインへも広げていくことを目的とし、GMO NIKKOが提供するオンライン広告において、「電話コールコンバージョントラッキング機能」を2013年3月下旬より提供開始すると発表した。
これにより、オンライン広告配信の効果計測(アトリビューション分析)を、オフライン領域(電話予約)まで広げることが可能になり、今後はWEB以外の効果も含めた広告貢献度可視化のトータルコンサルティングが可能になるという。
(ライター:岡 徳之)
同社が3月下旬より提供開始する「電話コールコンバージョントラッキング機能」とは、GMO DSP for Smartphoneから配信されたオンライン広告をクリックしたユーザーが、その後、電話によって問い合わせを行った場合を「コールコンバージョン」とみなし、そのアクションを計測する。そして、そのデーターをオンライン広告の配信データーと結び付けてレポーティングすることで、オンライン広告のオフライン効果貢献度を可視化するという。
「電話コールコンバージョントラッキング機能」の展開例
同社が提唱する『広告貢献度可視化』は、ユーザーがコンバージョンに到るまでに、広告がどう貢献したのかを測る「アトリビューション分析」、サイト内のユーザー体験に広告がどのように貢献したのかを測る「マイクロコンバージョン分析」、ユーザーのロイヤルティアップ(ブランドやサービスへの忠誠度向上)に広告がどう貢献したのかを測る「ステージ分析」の3つの視点から、それぞれの広告の「役割」と「その効果」を明確化することで、「最終的な目標に広告がどのように貢献しているか」を可視化する取り組み。
今回提供する「電話コールコンバージョントラッキング機能」は、そのうちの「アトリビューション分析」の視点を、オフラインまで拡大することになるという。
ABOUT 大山 忍
ExchangeWire Japan 編集長
米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併。
2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベスト プラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)に関する執筆・講演を行う。