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先週のアドテクシーン:AOLプラットフォームズ・ジャパン、「Oath Japan株式会社」へ社名変更

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

サイバーエージェント、顧客単価が向上する見込みの高いユーザーを判別しアプリケーションの売上を最大化するサービス「ASAS」の提供を開始

サイバーエージェントは、同社のDMP「RightSegment」の新機能として顧客単価が向上する見込みの高いユーザーを人工知能が自動判別し、アプリケーションの売上を最大化するサービス「ASAS」の提供を開始した。

電通、ディープラーニングを用いたテレビ視聴率予測システム「SHAREST(β版)」を開発

電通は、2015年10月から協業をしているデータアーティストと共に、ディープラーニングを用いたテレビ視聴率予測システム「SHAREST(β版)」を開発した。
今後、関東地区で1週間内の放送枠の高精度な視聴率予測を実現する検証プロジェクトを実施する。

メタップスリンク、リテンション施策としてアプリ内のユーザーとの接点を強化する「App Assist」の提供を開始

メタップスリンクは、休眠化抑止 / 活性化施策などのリテンション施策としてアプリ内のユーザーとの接点を強化する「App Assist」の提供を開始した。
複数の条件を組み合わせて特定のユーザーに対して、ポップアップを表示する機能となる。

アドウェイズ、ターゲティングを自動で無限に拡張させていく「INFINITY EXPANSION」の提供を開始

アドウェイズは、人による複雑なターゲティング設定オペレーションの限界に対応するために、ターゲティングを自動で無限に拡張させていく独自のロジックを持った配信システム「INFINITY EXPANSION」の提供を開始した。

ロカリサーチ、スマートフォン向け縦型フルスクリーン広告「Backdrop Hold」を提供開始

動画広告プラットフォームのロカリサーチは、広告のフルスクリーン表示状態を一定秒数維持する機能を追加した新しい広告フォーマット「Backdrop Hold」の提供を開始した。

ChatWork、「ダイレクトチャットコンバージョン広告」の提供開始

ChatWorkは、広告をクリックするとそのままダイレクトチャットでユーザーとつながることができる新しい広告プラン「ダイレクトチャットコンバージョン広告」の提供を開始した。

【新会社・新組織】

AOLプラットフォームズ・ジャパン、「Oath Japan株式会社」へ社名変更

AOLプラットフォームズ・ジャパンは、親会社のAOLがベライゾンに買収されてOathに社名変更されたことを受けて「Oath Japan株式会社」へ社名変更を行った。

NTTドコモ、「デジタルマーケティング推進室」を新設

NTTドコモは、中期戦略2020「beyond宣言」の実行に向けて、専門的に各分野に取り組むために「デジタルマーケティング推進室」を含む5つの組織を新設した。
同組織はドコモの持つデータを軸にマーケティング戦略を進めていくことになる。

【サービス連携・業務提携】

電通と電通デジタル、動画広告のクリエイティブ改善でKaizen Platform社と業務提携

電通と電通デジタルは、動画広告のクリエイティブ改善でKaizen Platform社と業務提携し、Facebook動画広告のクリエイティブを改善するソリューション「P動CA」の提供を開始する。

パーソナライズド動画サービス「personalize me」、ブレインパッドの「Rtoaster」と連携

インテリジェンスビジネスソリューションズのパーソナライズド動画サービス「personalize me」は、ブレインパッドの「Rtoaster」と連携し、DMPのデータとレコメンドエンジンを利用した利用者の状況に応じた動画配信を可能にした。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。