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先週のアドテクシーン:メタップス、新会社メタップスリンクスアプリを設立、リンクシェア「成果報酬型リスティング広告」提供開始

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

日本交通グループ、フリークアウト合弁子会社IRIS、国内初のプログラマティックOOH広告を実現

都内最大手のタクシー会社日本交通グループのJapanTaxiと、フリークアウトの合弁会社IRISは、デジタルサイネージ端末「Tokyo Prime」を、年内を目処に日本交通グループの都内タクシー全車両 約3,500台に増設、乗客の性別、走行エリア、時間帯・曜日に基づくターゲティング配信機能を新たに搭載し、Programmaticメニューも追加する。

DAC、IoTプラットフォームサービスのエブリセンス社の「情報交換市場サービス EverySense」に参画し新たなターゲティング広告商品を開発

DACは、IoTプラットフォームサービスのエブリセンス社の「情報交換市場サービス EverySense」に参画し、DACのDMPとデータを連携させることで新たなターゲティング広告商品を開発することを発表した。

テクロコ「ATOM」、 無料のコールトラッキングサービスを開始

テクロコの運用型広告の統合管理プラットフォーム「ATOM」は、 初期費用や運用費用が無料のコールトラッキングサービスの提供を開始した。

博報堂DYMP、ゼンリンデータコムと提携しカーナビ向けサービスの開発を開始

博報堂DYMPは、ゼンリンデータコムと提携し位置属性データとドライバーの走行データを活用したカーナビ向けメディアサービスの開発を共同で開始した。

フィードフォースの「ソーシャルPLUS」、LINE「Official Web App」に完全対応

フィードフォースのソーシャルPLUSがLINEの「Official Web App」と連携し、クライアントの会員登録や予約・購入を促進し、特定の会員向けにLINEのメッセージが配信できるオプション機能の提供を開始した。

リンクシェア・ジャパン、「成果報酬型リスティング広告」の新サービス開始

楽天グループのリンクシェア・ジャパンは、リスティング自動最適化サービス「FINCH」を活用し、「成果報酬型リスティング広告」の新サービスの提供を開始した。

D2C、スマホ向け検索連動型広告「D2C Performance Ads」に新機能

D2Cはスマホ向け検索連動型広告「D2C Performance Ads」の新機能として「アプリプロモーション広告」の提供を開始する。
広告クリエイティブ内にアプリアイコン等を設けることで訴求対象アプリの視認性を高め、アプリマーケットへの誘引、ダウンロードを促進する。

【サービス連携・業務提携】

ソネット・メディア・ネットワークス、ブレインパッドと連携し「優良顧客育成ソリューション」を開始

ソネット・メディア・ネットワークスとブレインパッドは、DSP「Logicad」とDMP「Rtoaster」を連携し潜在顧客層から優良顧客へと育成する「優良顧客育成ソリューション」の提供を開始した。

【新会社・新組織】

メタップス、新会社メタップスリンクスアプリを設立

メタップスは、新設の100%子会社として「株式会社メタップスリンクス」を設立し、メタップスのアプリ収益化プラットフォーム事業におけるマーケティング事業を承継させると発表した。

【調査】

アイレップ、Facebook社と共同調査を実施

アイレップは、Facebook社と共同調査を実施した。
Webサイト流入最大化のためのFacebook広告の最適な予算投下量を紹介し、またFacebook広告接触ユーザーの検索エンジン経由流入増も証明した。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。