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先週のグローバルアドテクシーン:Facebook、2016年第2四半期(4月-6月)業績ハイライト -広告売上は63%増の62億ドル-

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、先週に起きたグローバル市場のトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

動画プラットフォームのOoyala、ライブ動画ストリーミング向けの広告対応を強化

動画プラットフォームのOoyalaは、ライブ動画ストリーミング向けの広告対応を強化し放送局や媒体社のストリーミング動画でのマネタイズを支援することを発表した。

モバイルマーケティングのFiksu、4つのモバイルマーケティングカンパニーを新設

モバイルマーケティングのFiksuは体制の刷新のために新たに4つの会社を立ち上げた。
RTBを専門領域とするFiksu DSPと中心に、Fiksu Media Group、FreeMyApps、Fiksu Networksの4社である。

GroupM、デジタル広告のブランドセーフ担当のVPを新設し強化

WPP傘下のGroupMは、アドフラウドやアドブロックなどグループ横断でブランドセーフに関わる内容を統括する新たなVPとしてMontgomery氏を任命し体制を強化した。

PubMatic、ロケーションデータのStatiqと提携しモバイルのモーメント広告を強化

PubMaticは、位置情報データ等を提供するStatiqと提携することでモバイルでのリアル行動に基づいたモーメント広告分野を強化することを発表した。

AppNexus、オンラインでの家具・家庭用品販売のWayfairと技術提携を発表

オンラインでの家具・家庭用品販売の大手のWayfairは、媒体としてのマネタイズも出稿としてのプラットフォームとしてもAppNexusを全面的に利用することを発表した。

Smaato、広告の無駄を省く「Smaato Demand Platform (SDX) 」をリリース

モバイル広告プラットフォームのSmaatoは、新たな広告配信サービス「Smaato Demand Platform (SDX) 」を発表した。
広告の無駄撃ちを削減するロジックを強化し、効果的な配信を目指す。

Facebook、2016年第2四半期(4月-6月)業績ハイライト -広告売上は、63%増の62億ドル-

FacebookはQ2の発表で、広告売上は、前年同期比63%増の62億ドルとなり、モバイル広告はそのうちの52億ドルに達したと発表した。

PubMatic、新CMOとしてAudienceScienceやSundaySkyでの経験があるHirsch氏を採用

PubMaticは、2016の業績発表と共に新CMOの採用について発表した。
Hirsch氏は、AudienceScienceや直近ではSundaySkyのCMOも務めたベテランである。

Localytics、DoubleClick Digital Marketing Platformと連携を開始

モバイル広告効果計測サービスのLocalyticsは、GoogleのDoubleClick Digital Marketing Platform(DDM)と連携した。
DDMで獲得したオーディエンスのセグメント分析等が可能となる。

Unruly、APAC地域において広告主・媒体社向けにアドブロック対策ラボを開設

アウトストリーム動画広告ベンダーのUnrulyは、APAC地域において広告主・媒体社向けに、ニーズの高まるアドブロック対策についてのラボを開設した。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。