先週のアドテクシーン：博報堂グループ、デジタル広告の透明性や品質改善に全方位で対応する「Hakuhodo DY MQM_™」を提供開始

by 野下智之 on 2017年8月28日 in ニュース

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

デジタルガレージ、ID-POSデータ連動型広告運用サービス「POS UP!-オンライン広告™」の提供を開始

今回提供開始されたPOS UP!-オンライン広告™は、スーパーやドラッグストアのポイントカード会員約5,000万人分に及ぶ日本最大級のID-POSデータであるTrue Dataを活用し、消費財メーカーのインターネット施策を支援する。

アクティブコア、運営者側の意図を反映したカスタマイズ型レコメンドメールの提供を開始

アクティブコアは、完全自動のレコメンドではなく、運営者側の意図を反映したレコメンドメールを提供開始する。
例えば顧客ごとに決められたメニューの中から商品をレコメンドするなどに活用が想定される。

サイバーエージェントのダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst for Games」、「リフトアップ広告」を開始

今回のリフトアップ広告では、利用頻度の高いアクティブユーザーを対象に、アプリへのエンゲージメントを深めDAUや課金額、課金率などのマーケティング指標の向上を目的とした広告配信をすることが可能となった。

サイバーエージェントの「Ameba」、AmazonのAPIを活用した動画広告フォーマットの提供を開始

サイバーエージェントは、業種特化型の動画広告フォーマット「AVA Style」の第三弾としてAmazonのAPIを活用した動画広告フォーマットを日用品メーカー向けに提供開始した。

オプト、動画PRサービス「VideoPR BLAST」をリリース

オプトは、記者会見やリアルイベントなどを撮影し即時編集した短尺動画コンテンツを、最短即日で広告配信まで可能とするサービス「VideoPR BLAST」の提供を開始した。

博報堂グループ、デジタル広告の透明性や品質改善に全方位で対応する「Hakuhodo DY MQM_™」を提供開始

博報堂DYMP・博報堂DYデジタル・DACは共同で、「Ad Fraud」、「Brand Safety」、「Viewability」に対して全方位で対応する「Hakuhodo DY MQM_™」の提供を開始した。

プラットフォーム・ワンのSSP「YIELD ONE®」、Yahoo! JAPAN「Yahoo!プレミアムDSP」との接続を開始

DAC子会社のプラットフォーム・ワンが提供するSSP「YIELD ONE®」は、Yahoo! JAPAN「Yahoo!プレミアムDSP」との接続を開始し、買い付け先を増加させることで収益改善を目指す。( PDFアイコン PDF)

VOYAGE GROUPのSSP「fluct」、サイバーエージェントのAmebaDSPと接続開始

VOYAGE GROUPのSSP「fluct」は、サイバーエージェントのAmebaDSPと接続を開始した。
AmebaDSPは、名前の通りAmebaへの配信や、提携しているSSPに配信可能なDSPとなる。

トランスコスモスの統合プラットフォーム「DECAds」、広告配信DSP「Criteo」「KANADE DSP」「AdRoll」と連携

トランスコスモスの統合プラットフォーム「DECAds」は、広告配信DSP「Criteo」「KANADE DSP」「AdRoll」と連携することで、レコメンド型広告にも対応し、レコメンド型広告からチャットへの誘導などを実現した。

EVERRISEの「アドレポ」、The Trade DeskのDSPとの連携を開始

EVERRISEの運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」は、オムニチャネルDSPであるThe Trade Deskとの連携を開始し、対応レポートの幅を広げた。

ExchangeWire Japan 編集長　　

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。

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