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先週のアドテクシーン:VOYAGE GROUP、独自ビッグデータを活用したアドネットワーク事業を行うオメガ社に出資

日本国内、アドテクシーン画像

 
 

広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。

【新サービス・新機能】

クリエイターズマッチ、インフルエンサーの投稿写真から広告バナーを制作する「Adgenic」をリリース

クラウドワークでの制作ツールのAdFlowなどを提供するクリエイターズマッチは、インフルエンサーマーケティングを手掛けるTHECOOと事業提携し、インフルエンサーの投稿写真から広告バナーを制作する「Adgenic」をリリースした。

アイレップ、モバイルページのAMP化による広告品質向上サービスを提供開始

アイレップは、モバイルページのAMP化による広告品質向上サービスを提供開始した。
AMP対応状況診断・AMP化の支援・広告との連携などを支援する。

【サービス連携・業務提携】

エスワンオーインタラクティブとCandee、動画制作とトレーディングデスク領域で戦略的業務提携

エスワンオーインタラクティブとCandeeは、動画コンテンツ制作と広告運用を連携したトレーディングデスク業務を行うために提携を発表した。
制作・運用・分析をワンストップで目指す。

ユナイテッド、360度動画とVR動画広告エンジンを提供する「Immersv」と日本初連携

ユナイテッドは、360度動画とVR動画広告エンジンを提供する「Immersv」と日本初の連携を行った。
これによりアプリ内での360度動画広告の配信とVR対応アプリへのマネタイズ支援が可能となった。

オプトの「データサイエンス ラボ」、早稲田大学内田研究室とAI領域の共同研究を開始

オプトグループが運営するデジタルマーケティングに活用するためのAI・ビッグデータ解析の研究開発組織「データサイエンス ラボ」は、早稲田大学基幹理工学部の内田研究室と連携し研究を強化することを発表した。

【資本提携・買収】

VOYAGE GROUP、独自ビッグデータを活用したアドネットワーク事業を行うオメガ社に出資

VOYAGE GROUPの投資部門であるVOYAGE VENTURESは、2015年に設立された独自ビッグデータを活用したアドネットワーク事業を行うベンチャーであるオメガ社に出資したことを発表した。

【新会社・新組織】

フリークアウト、リテールテックプロダクトユニット「ASE」を発足

フリークアウトは、これまでの知見を活かし流通・小売業の抱える様々な課題を解決するリテールテックプロダクトユニット「ASE」を発足させた。
第一弾として、ジオマーケティングプロダクト「ASE Ad」、「ASE Analytics」のサービス提供を開始した。

アライドアーキテクツ、SNS運用支援の専門組織「エンゲージメントセンター」を設立

アライドアーキテクツは、SNS運用支援の専門組織「エンゲージメントセンター」を設立した。
同社のノウハウの活用とさらなる知見の集約を目ざし、今後はニアショアによる国内新拠点の設置や雇用・人材育成を視野に入れた組織体制を目指す。

【その他】

KCCS、QRコードを利用したクロスデバイスのユーザ紐付け技術で特許を取得

KCCSは、QRコードを利用したクロスデバイスのユーザ紐付け技術で特許を取得した。
PCで表示されたQRコードをモバイルで読み込むとその2台を紐付けることができる。同社のDSPでの広告配信にこの技術を応用する。

Instagram、サブヘッダーにタイアップ投稿であることを明記へ

Instagramは、タイアップ投稿の場合、フィードやストーリーズ投稿のサブヘッダーに「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と明記することを発表した。
また同時にタイアップへのタグ付けの開始やインサイト分析ツールの提供も発表した。

ABOUT 野下 智之

野下 智之

ExchangeWire Japan 編集長  

慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。

国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。

2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。