先週のアドテクシーン:朝日新聞社、集英社、DACがコンテンツマーケティングサービスを提供開始
広告テクノロジー業界を定点観測するExchangeWire編集部が、過去一週間に起きたトピックの中から特に注目すべきものをピックアップしてお届けする。
【新サービス・新機能】
サイバーエージェントのコンテンツレコメンドソリューション「AJA Recommend Engine」、メディア向けのブランドセーフティ機能を強化
「AJA Recommend Engine」を導入するメディアは広告配信の際に、独自のロジックによって広告主の審査を行い、基準を満たさない広告主の広告を自動で排除することが可能になるブランドセーフティ機能を追加した。
オプト、TVCMとネット広告の統合プランニングツール「ADPLAN Reach Simulator」を開発
オプトは、プラニングツールの「ADPLAN」のシリーズとしてTVCMとネット広告の統合プランニングツール「ADPLAN Reach Simulator」をリリースした。
企業のターゲット毎にTVCM×ネット広告の最適出稿量を予測し、投資対効果の最大化を図るプランニングツールとなる。
朝日新聞社、集英社、DACがコンテンツマーケティングサービスを提供開始
朝日新聞社、集英社、DACの3社が1月から本格開始させた「T JAPAN web」の取り組みの新サービスとして媒体社によるクリエイティブエージェンシーサービスともいえる「TJ BRAND STUDIO」を発表した。
オールアバウト、ネイティブ広告にマーケティングオートメーションを導入
オールアバウトは、「運用型コンテンツマーケティング」のエンゲージメント向上などを目的にMAツール「SATORI」を利用することを発表した。
シーセンス、広告キャンペーン最適化ソリューション「CxenseMaxifier」を日本で提供開始
シーセンスは、2015年7月に買収したMaxifierの機能を応用した効率の悪いキャンペーンのアラート機能である「CxenseMaxifier」を日本での提供を開始した。
テクロコの運用型広告の統合管理プラットフォーム「ATOM」、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)の動画広告のデータ取得を開始
テクロコの運用型広告の統合管理プラットフォーム「ATOM」は、新たにYDNの動画広告のデータ取得を開始した。
2017年4月末時点で約30,000の媒体アカウントが接続されている。
Feedmatic、データフィードを活用したFacebookのコレクション広告に対応
フィードフォースが提供するダイナミック広告配信・最適化サービスのFeedmaticは、新たにFacebookコレクション広告に対応開始した。
サイバーエージェント、「Ameba」の動画広告においてライブ動画と360度動画の配信に対応
サイバーエージェントは、「Ameba」の動画広告において、市場での需要の拡大などを受けてライブ動画と360度動画の広告配信に対応を開始した。
【サービス連携・業務提携】
ファンコミュニケーションズの「nex8」、ショッピングカートASP「aishipR」とシステム連携
ファンコミュニケーションズの「nex8」は、ロックウェーブのショッピングカートASP「aishipR」とシステム連携をした。
「aishipR」は、三愛水着楽園が利用しておりこの仕組も導入することが決定をした。
トレンダーズ、PMP機能を提供するintelishと提携
トレンダーズは、VOYAGE GROUPとエスワンオーインタラクティブの合弁会社のintelishと提携しPMP取引の取扱いを開始した。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。