CCI、IAB Tech Labに加盟
サイバー・コミュニケーションズ(CCI)が、米国IAB Tech Lab(The IAB Technology Laboratory)に加盟することを公表した。(PDF)
同組織は、2014年設立で、米国ニューヨークに本拠地、サンフランシスコに支局を持つ、グローバルな広告業界標準の確立及び各社への導入支援を目的としたグローバルな独立系研究・開発コンソーシアム。
同組織には、AppNexus、Google、GroupM、Hearst Magazines、Digital Media、LinkedIn、PubMatic、Sonobi、TremorVideo、Yahoo、Yahoo!JAPANなどをはじめとした、媒体社、テクノロジー企業、マーケター、広告会社およびその他デジタルマーケティング分野に関心がある企業で構成されている。
安全性の高い市場の成長に貢献しつつ、デジタル広告並びにマーケティングサプライチェーンが原因となる課題及び混乱を解決、軽減することを活動の目標としている。
CCIは今回、IAB Tech Labの会員となることで、各種ワーキンググループや技術トレーニング・セミナーに参加し、グローバル企業と業界共通の課題について議論・検討を重ねたうえで知見を深めていくという。
また、様々な課題解決に取り組むべく、グローバルの最新事例及びIAB Tech Labが開発したコード・ツール等の最新技術を提供することにより、顧客に対しより一層付加価値の高いサービス・ソリューションを提供していくとのことだ。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。