マイクロアド、関連子会社がプライベートマーケットプレイスの提供を開始
マイクロアドの関連子会社、マイクロアドプラスが、大手メディアを対象に、プライベートマーケットプレイス“MicroAdPlus Premium Exchange”の提供を開始する。
マイクロアドプラスは、広告主へのマーケティング提案や、MicroAd BLADEをはじめとするテクノロジー推進を行っている関連会社であり、広告主との直接的なチャネルを持っている。
また、国内海外問わず、有力事業者との提携推進業務も積極的に行ない、独自の商品開発やビジネス開発も行っている。
またマイクロアド、CCCグループは、今年3月末に双方の関連会社であるマイクロアドプラスとCCCマーケティングとの資本業務提携に合意したことを公表している。
マイクロアドプラスが開始する “MicroAdPlus Premium Exchange”の特徴は、CCCおよびCCCマーケティングが持つユーザーの実店舗購買履歴から推計したデータと、マイクロアドが保有するWeb上の行動履歴データとを掛け合わせ、高度なターゲティング技術を利用し、大手メディアを指定してダイレクトに広告配信を行うというもの。
新しい広告フォーマットも順次提供を行っていく模様だ。
広告主は、ブランド系、ダイレクトレスポンス系双方を想定しているとのことである。
パブリッシャーは、“MicroAdPlus Premium Exchange”の全機能を活用する場合、マイクロアドが提供するSSPの導入が必要となるが、一部の機能(ターゲティングやプレイスメント配信)については、利用可能とのことである。
ABOUT 野下 智之
ExchangeWire Japan 編集長
慶応義塾大学経済学部卒。
外資系消費財メーカーを経て、2006年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。
国内外のインターネット広告業界をはじめとするデジタル領域の市場・サービスの調査研究を担当し、関連する調査レポートを多数企画・発刊。
2016年4月にデジタル領域を対象とする市場・サービス評価をおこなう調査会社 株式会社デジタルインファクトを設立。
2021年1月に、行政DXをテーマにしたWeb情報媒体「デジタル行政」の立ち上げをリード。